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イチロー、第1打席は144キロの速球に二飛 マリナーズは先制許すも満塁弾で逆転!

2019/03/20

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<シアトル・マリナーズ ― オークランド・アスレチックス>
 
 マリナーズの初回の攻撃は、アスレチックス先発のマイク・ファイアーズ投手の前に無得点。直後、右翼の守備へ全力疾走で就くイチロー外野手に球場に詰めかけた観衆から大歓声が送られた。
 
 一方のアスレチックスは、マリナーズ先発の左腕マルコ・ゴンザレスに対して2死走者なしから3番のスティーブン・ピスコッティ外野手がバックスクリーンへ特大の第1号ソロ本塁打を放ち、幸先良く1点を先制した。
 
 2回を三者凡退で終えたマリナーズに対し、アスレチックスは先頭のチャド・ピンダー外野手が右前安打で出塁すると、続くマット・オルソン内野手は相手のエラーで二、三塁とチャンス拡大。そして1死後にマーカス・セミエン内野手が左前へタイムリー安打を放って2-0とリードを広げた。
 
 イチローが第1打席を迎えたのは3回。無死一塁で、初球は内角低めのワンバウンドとなる球を見逃し、これが暴投となって無死二塁とチャンスが広がる。そして、2球目の144キロのやや低めの速球を弾き返したが結果は二飛となった。
 
 しかし、マリナーズはなおも1死二塁のチャンスで続く1番のディー・ゴードン内野手が右前へタイムリー安打を放ってまず1点を返す。そして、その後2死満塁とチャンスが膨らみ、5番のドミンゴ・サンタナ外野手が右翼スタンド中段に突き刺さる第1号満塁本塁打を放ち5-2と逆転に成功した。