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ロイヤルズ、大谷翔平の元女房役マルドナードと契約合意 正捕手がTJ手術受け緊急補強

2019/03/10

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 カンザスシティ・ロイヤルズは、ヒューストン・アストロズをフリーエージェント(FA)になっていたマーティン・マルドナード捕手と1年250万ドル(約2億7800万円)で契約合意に至った。9日(日本時間10日)、米公式サイト『MLB.com』が報じている。
 
 マルドナードは2011年にミルウォーキー・ブリュワーズでメジャーデビュー。2017年にはロサンゼルス・エンゼルスでゴールドグラブ賞も受賞した。昨季はエンゼルスとアストロズの2球団で119試合に出場。打率.225、9本塁打、44打点をマークし、大谷翔平投手ともバッテリーを組んだ。
 
 ロイヤルズは正捕手で6度のオールスター出場、5度のゴールドグラブ賞を誇るサルバドール・ペレス捕手がスプリングトレーニング中に右肘の靭帯を負傷。靭帯再建手術(トミー・ジョン手術)を受けたことで今季絶望となり、リハビリが順調に進んだとして2020年の開幕戦に間に合う見込みということで、ペレス不在の穴を埋めるために今回マルドナードに白羽の矢が立った。
 
 なお契約には140万ドル(約1億5500万円)の出来高も含まれており、身体検査を経た後に正式契約となるという。開幕間近で新天地を見つけたマルドナード。経験を生かし、再建を図るチームに貢献していくことが期待されている。