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パドレス、マチャドが移籍後初安打&得点を記録 “3億ドル男”が挨拶代わりの二塁打

2019/03/05

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 サンディエゴ・パドレスは4日(日本時間5日)、クリーブランド・インディアンスとのオープン戦に8-0で勝利。先月10年総額3億ドル(約330億円)の超大型契約で移籍したマニー・マチャド内野手は4回の第2打席に二塁打を放ち、パドレスでの移籍後初安打と初得点を記録した。
 
 マチャドは「3番・三塁」で先発出場。4回先頭で迎えた第2打席、日米野球でも来日した2番手ダン・オテロ投手から右中間を破る二塁打で出塁。その後、2死三塁となるとフランチー・コルデロ外野手にタイムリー二塁打が飛び出し、マチャドが生還した。昨年まではグレープフルーツリーグ(フロリダ州)所属のオリオールズでスプリングトレーニングに参加していたため、今回の安打と得点は、カクタスリーグ(アリゾナ州)においては自身初の記録となった。
 
 マチャドはオリオールズでメジャーデビュー。2013年と2015年に三塁手としてゴールド・グラブ賞を受賞するなど、打撃力と並んでメジャーを代表する堅守が持ち味。昨季は遊撃手として、オリオールズとロサンゼルス・ドジャースの2球団で計147試合に出場した。今オフにドジャースをFAとなり、10年総額3億ドル(約330億円)というFAでは当時米国スポーツ史上最高額となる超大型契約でパドレスに入団した。
 
 パドレスはマチャドの獲得により、再び三塁手として遊撃手を務めるフェルナンド・タティスJr.内野手との鉄壁の黄金コンビを形成。最下位脱出と長い未来を見据えた大きな戦力補強に成功した。今シーズンは“3億ドル男” のフル稼働の活躍に大いに期待がかかる。