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メッツがベテラン内野手ラウリーを獲得 2年総額21億、ユーティリティとしての活躍に期待

2019/01/11

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 ニューヨーク・メッツは、オークランド・アスレチックスからフリーエージェント(FA)となっていたジェド・ラウリー内野手と2年契約で合意した。米公式サイト『MLB.com』が10日(日本時間11日)、報じている。
 
 同サイトによると、契約は2年2000万ドル(約21億6700万円)となる。近年は二塁での出場が多いラウリーだが、メッツは、シアトル・マリナーズから移籍したロビンソン・カノー内野手が正二塁手となる見込み。他にも三塁、遊撃を守れるラウリーは、ユーティリティープレイヤーとして活躍することが期待される。
 
 34歳のラウリーは、右投げ両打ちのベテラン内野手。2005年ドラフト1巡目(全体45位)でボストン・レッドソックスに入団。11年オフにヒューストン・アストロズへトレード移籍し、16年からはアスレチックスでプレーしていた。二塁打が多く、2017年にはリーグ2位の49二塁打をマーク。昨季は、157試合に出場し、打率.267、23本塁打、99打点の成績だった。
 
 アスレチックスは、二塁、三塁、遊撃に加えて、外野も守れるジュリクソン・プロファー内野手を獲得しており、ラウリーの再契約の見込みがなくなっていた。
 
 メッツは、ロビンソン・カノー内野手、エドウィン・ディアズ投手、ウィルソン・ラモス捕手らをトレードで獲得するなど選手層に厚みが増している。昨季は地区4位に沈んだが、2019年シーズンは、上位進出に期待が持てそうだ。