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大谷とアクーニャ、ドミニカ勢に新人王譲らず  惜しくも敗れた2人、来季にさらなる飛躍を期待

2018/11/14

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 ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手がアメリカン・リーグ、ベネズエラ出身のロナルド・アクーニャJr外野手(アトランタ・ブレーブス)がナショナル・リーグの新人王にそれぞれ選出された。一方、惜しくも次点に終わった選手もいる。
 
 ドミニカ共和国紙『ディアリオ・リブレ』は12日(日本時間13日)、「大谷とアクーニャJr. ドミニカに新人王を置いていかず」とニュースを配信し、ア・リーグのミゲル・アンドゥーハー内野手(ニューヨーク・ヤンキース)と、ナ・リ-グのフアン・ソト外野手(ワシントン・ナショナルズ)の同国出身の両選手が受賞を逃したことを報じた。
 
 このニュースを受け、同紙のツイッター上にはファンがコメントを投稿。
 
 「残念だ…でも仕方ない。長い目で見ればドミニカンパワーが上に行くさ。それにしても大谷は怪物だ」「ソト、アンドゥーハー、前を向け。道は長い。君たちは皆を黙らせる才能を持っている」「(アンドゥーハーへの1位票が)5票とはバカげている」などの意見が寄せられた。
 
 アンドゥーハーは、1位票5、2位票20、3位票4の計89ポイント。1位票25を集めた大谷とは48ポイントの大差をつけられた。シーズンを通じ、ヤンキースの強力打線の一翼を担い、打率.297、本塁打27、打点92という好成績をマーク。シーズン途中の統計では大谷を上回る評価を受けていたが、歴史的二刀流のインパクトの前に屈した。
 
 先月20歳になったばかりのソトは、打率.292、本塁打22、打点70、OPS.923と10代選手として異例の活躍を見せたが、1位票を2票しか集められずに、こちらもアクーニャJr.の前に58ポイントの差をつけられた。
 
 惜しくも新人王を逃したアンドゥーハー、ソトの両選手だが、2人ともその活躍は素晴らしく、多くのファンに強い印象を残しているのは間違いないだろう。一生に一度というタイトルを逃したことは悔しいであろうが、これをバネに来季以降のさらなる飛躍を期待したい。
 
 
高橋康光