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ジャイアンツ、バムガーナー&サンドバルと契約 2年連続下位低迷からの脱却へ流出阻止

2018/10/30

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バムガーナ―はOP戦で左手骨折で今季6勝止まりも3度世界一のポテンシャルは驚異

 サンフランシスコ・ジャイアンツは29日(日本時間30日)、左腕のマディソン・バムガーナー投手とパブロ・サンドバル内野手に対して来季2019年シーズンのオプション契約を行使したと発表した。
 
 現在29歳のバムガーナーは今季21試合に登板し6勝7敗、防御率3.26の成績を残したが、開幕前のオープン戦で打球を受けて左手小指を骨折し、開幕2カ月を棒に振った。
 
 バムガーナーは2012年4月に6年3500万ドル(約39億円)で契約。そこに球団に選択権がある2018年と2019年で各1200万ドル、計2400万ドル(約26億円)のオプションが付いていた。2年続けて勝利数は1桁にとどまったが、その並外れたポテンシャルで2010年から2014年の5年間で3度世界一に導いた男の来季の復活に期待がかかる。
 
 一方、32歳のサンドバルは昨季途中にボストン・レッドソックスから解雇されるも古巣に復帰。54.5万ドル(約6000万円)で契約した今季は92試合に出場し打率.248、9本塁打、40打点を記録した。
 
 サードにはエバン・ロンゴリア内野手がいるためバックアップ要員となったが、ロンゴリアが6月に左手を負傷してからは約1カ月ほとんどの試合でスタメン出場。しかし、自身も7月末に右ハムストリング(太もも裏)を痛めてその後のシーズンは出場できずに終わっていた。
 
 昨季のナショナル・リーグ西地区最下位(5位)に続いて、今季も4位と振るわなかったジャイアンツ。ロサンゼルス・ドジャース、コロラド・ロッキーズ、アリゾナ・ダイヤモンドバックスと強豪がうごめく激戦区で、低迷から脱却するためのチーム作りへまずは大黒柱の左腕とベテラン内野手の流出を阻止した。