大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



Home » ニュース » ヤンキースのレジェンドOBが指揮官を称賛 地区S敗退も1年目で100勝「偉大な仕事」

ヤンキースのレジェンドOBが指揮官を称賛 地区S敗退も1年目で100勝「偉大な仕事」

2018/10/13

text By

photo

Getty Images



通算652セーブのリベラ氏、地区シリーズ敗退の原因は「打線」

 宿敵ボストン・レッドソックスに敗れ、2018年シーズンを終えたニューヨーク・ヤンキース。地区シリーズでの采配を巡り、アーロン・ブーン監督への批判も集まる中、レジェンドOBは新人指揮官の仕事ぶりを称賛している。11日(日本時間12日)、米メディア『12up』が報じている。
 
 ブーン監督への批判の一つに、1-16と大敗した地区シリーズ第3戦でのルイス・セベリーノ投手の交代が遅れたことが挙げられているが、これについてMLB史上に残る通算652セーブを記録したヤンキースOBのマリアーノ・リベラ氏は、監督を擁護し「あと1、2本の安打が出ていれば、こうした批判について語り合うようなことはなかったはずだ」とチャンスに打てなかった打線に敗退の原因を見出している。
 
 そして、就任1年目を100勝62敗という好成績で終えたブーン監督について「彼について悪く言えることは何もない。偉大かつ信じられない仕事をしたよ」と称賛し、「選手たちをやる気にさせ、元気づけ、集中させた。彼は選手とともに、そして運も味方につけて並外れたことをしたんだ。来年は、次のレベルへ行くために、監督が必要としているサポートを選手たちが与えてくれるだろう」と述べている。
 
 新人監督として素晴らしい成績を収めたものの、レギュラーシーズン、ポストシーズンとも宿敵レッドソックスの前に屈したことで手厳しい評価を与えられることになってしまったブーン監督だが、リベラ氏のこうした評価は45歳の若き指揮官にとって何よりの賛辞に違いないだろう。