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ブリュワーズ、2連勝で地区S突破に王手 5人の完封リレーで強打のロッキーズを制す

2018/10/06

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Getty Images



 
 ミルウォーキー・ブリュワーズは5日(日本時間6日)、本拠地で行われたコロラド・ロッキーズとの地区シリーズ第2戦に4-0で勝利し、リーグ優勝決定シリーズ進出へ王手をかけた。
 
 前日は1点差ゲームを制したブリュワーズは4回、1死からマイク・ムスタカス内野手が右中間二塁打、これにエルナン・ペレス外野手が左中間への二塁打で続き、幸先よく先制した。
 
 その後は両チームの投手が好投し、1-0のまま迎えた終盤8回、ブリュワーズは先頭のクリスチャン・イェリッチ外野手が四球で出塁すると、ロッキーズのマウンドには4番手として元阪神タイガース・呉昇桓投手に上がった。呉に対し安打と四球で満塁のチャンスを作ると、初戦にサヨナラ安打を放ったムスタカスのタイムリー安打で1点を追加。さらにエリック・クラッツ捕手にも2点タイムリー安打が飛び出し、4-0と試合を決定づけた。
 
 投げてはブリュワーズの先発ユーリス・チャシーン投手が再三ピンチを招くも、要所を締める粘りのピッチングで、5回85球を投げ被安打3、与四球3、無失点。投手陣は5人の継投でロッキーズ打線を無失点に封じ込め、最後はジェレミー・ジェフレス投手が8回からの回またぎリリーフで締めた。
 
 4-0で快勝したブリュワーズは2連勝でリーグ優勝決定シリーズ進出へ王手。第3戦は7日(同8日)にロッキーズの本拠地クアーズ・フィールドで行われる。ロッキーズとしてはホームでなんとか巻き返しを図りたいところだ。