データやコラム、多角的な視点で野球の魅力を発信!ベースボールチャンネル(BaseBall Channel)



MLB新人王、米公式サイトが予測。大谷はア・リーグ2位タイ、故障離脱も二刀流のインパクト大

2018/07/27

text By

photo

Getty Images

タグ: , , , , , , ,



 7月も終わりに近づき、MLBでは各チーム100試合前後を消化した。チーム、個人の明暗がハッキリと浮かび上がる中、米公式サイト『MLB.com』は24日(日本時間25日)時点での新人王争いを予測している。
 
 『MLB.com』では、全米野球記者協会に所属する記者からアンケートを集め、現時点での新人王投票を行った。これによると、アメリカン・リーグでは、ニューヨーク・ヤンキースのグレイバー・トーレス内野手が1位に選出された。この21歳のベネズエラ人選手には26人中23人の1位票が投じられ、122ポイントを獲得した。そして、2位には2選手が名を連ねた。ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手、ヤンキースのミゲル・アンドゥーハー内野手がいずれも49ポイントを集めた。
 
 一方、ナショナル・リーグに目を向けてみると、ワシントン・ナショナルズの19歳、フアン・ソト外野手が120ポイントを獲得し、ア・リーグ同様に独走状態だ。2位のブライアン・アンダーソン内野手(マイアミ・マーリンズ)が68ポイント、3位のジェシー・ウィンカー外野手(シンシナティ・レッズ)が16ポイントとなっている。
 
 日本人ファンが気になるのは、やはり大谷だろう。ライバルとなるのは、トーレスとアンドゥーハーのヤンキースのラテンコンビ。25日(日本時間26日)終了時点での上位3選手の主要部門の数字を比較してみた。
 
トーレス    打率.290 15本塁打 42打点
大谷      打率.278 9本塁打 25打点
        4勝1敗 防御率3.10
アンドゥーハー 打率.294 12本塁打 41打点
 
 規定打席に到達しているのはアンドゥーハーのみだが、識者はトーレスにより高い評価を与えているようだ。そして、大谷は打撃の数字では両選手に劣るものの、やはり二刀流のインパクトは大きい。そして、ここにきてホームラン量産の雰囲気も出てきており、ヤンキース勢に数字的に追いつくのは十分に可能であろう。これに、投手としての数字が伸びれば文句のないところであろうが、こちらは現時点では未知数であろう。
 
 いずれにせよ、けがによる離脱があったものの、現時点で識者による大谷への評価が高いのは間違いないようだ。ここからもう一段ギアを上げて、新人王レースをさらに盛り上げてもらいたい。
 
 
文・高橋康光