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ブルージェイズのルルデス・グリエルJr. 8戦連続マルチで球団ルーキー新記録 米国で開花した才能、かつてはDeNAと契約

2018/07/27

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 トロント・ブルージェイズのルーキー、ルルデス・グリエル・ジュニア内野手が25日(日本時間26日)のミネソタ・ツインズ戦で、8試合連続マルチヒットを記録した。球団のルーキー新記録を樹立した。同選手の母国キューバメディア『サイバー・クーバ』が報じている。
 
 7月11日(同12日)のアトランタ・ブレーブス戦から始まった連続マルチヒット記録はついに8試合まで伸びた。これにより、1977年にアル・ウッズ氏が記録していた7試合を抜き去り、チーム新人記録を打ち立てた。7月に入ってから50打数20安打で打率.400と好調な24歳は、27日(同28日)に行われるシカゴ・ホワイトソックス戦で、かつて埼玉西武ライオンズでもプレーしたトニー・フェルナンデス氏が1986年にマークした9試合連続マルチヒットというチーム記録に挑戦することになる。
 
 キューバ出身のルルデスは、ヒューストン・アストロズのユリエスキ・グリエル内野手の弟としても知られる。2015年に横浜DeNAベイスターズと契約を交わしたものの、兄ユリエスキとともに来日することなく制限選手という扱いを受けた。2016年にユリエスキと米国球界入りを目指して亡命。今年4月に悲願のメジャー昇格を果たしている。
 
 エリート野球一家、グリエルファミリーの末っ子としてキューバ国内でも潜在能力の高さを評価されていたルルデス。残念ながら日本のファンの前でプレーすることはなかったが、今その才能を米国で咲かそうとしている。キューバの英雄にして、昨年、ワールドチャンピオンの一員にもなった偉大な兄ユリエスキの背中にどこまで迫れるか。
 
 
文・高橋康光