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レイズ期待の新人がデビュー戦でHR 剛腕からの一発に「アメイジング!幸せ表現できない」

2018/05/23

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Getty Images

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球団有望株ランク2位!剛腕セールのチェンジアップ捉える

 タンパベイ・レイズの有望株ウィリー・アダメズ内野手が22日(日本時間23日)、本拠地トロピカーナ・フィールドで行われたボストン・レッドソックス戦でメジャーデビュー。第2打席に嬉しい初本塁打を放った。
 
 球団の有望選手ランク2位に位置するアダメズは、「5番・ショート」で先発出場。相手先発のエース左腕クリス・セール投手に対し、初回の第1打席は97.3マイル(約157キロ)の速球に空振り三振に倒れたが、4回の第2打席はカウント1-0から89.6マイル(約144キロ)のチェンジアップを完璧に捉え、打球はレフトスタンドに突き刺さる第1号ソロ本塁打となった。
 
 米公式分析サイト『スタットキャスト』によると、この本塁打の打球の初速は107マイル(約172キロ)。39度の角度で上がった打球は大きな放物線を描いて385フィート(約117メートル)の飛距離を生んだ。本塁打の映像は球団の公式ツイッターでも紹介されている。
 
 ベンチに戻ったアダメズは、仲間たちの祝福を受けて満面の笑顔。その後は2打席連続で空振り三振を喫し、この日は4打数1安打で試合にも2-4で敗れたが、その豪快なスイングで本拠地のファンを魅了した。
 
 米公式サイト『MLB.com』によれば、アダメズは本塁打を剛腕のセールから打ったことに「アメイジング(凄いこと)だよ!今自分がどれほど幸せか表現できない」と興奮した様子。
 
 実は、アダメズは試合のわずか30分前に球場に到着。「午後1時20分に昇格の知らせを聞いて、2時50分の飛行機に乗る予定だったけどそれを逃して3時30分のフライトで来たんだ。とてもクレイジーだったよ」と突然の昇格の一部始終を明かした。

数日後には降格?「自分の仕事に対し努力する」

 22歳のアダメズは、今季マイナー傘下の3Aで40試合に出場し、4本塁打、25打点、打率.311と活躍。出塁率と長打率を合わせた指標のOPSは.853を記録。
 
 レイズの選手でデビュー戦で本塁打を放ったのはアダメズが5人目で、ケビン・キャッシュ監督は「彼にとって、とても特別な試合になったね。彼は(ルーキー資格を持つ)クリスチャン・アローヨ内野手に次ぐ2番目の男だ。力強い本塁打と打席を見られて良かった」と相次ぐ若手の台頭を喜びながらも、アダメズを数日後に3Aに降格させる可能性が高いと明かしている。
 
 これに対しアダメズも「ビジネスの一部だからね」と理解。その上で「自分の仕事に対し努力し、ベストを尽くしてチームの勝利に貢献していくよ」と前向きに語った。

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