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ロッキーズ、打撃と守備は地区屈指。成長途上の投手陣の頑張りがカギ【30球団戦力紹介】

 今年もメジャーリーグが開幕した。世界一を目指すチーム、数年後の奪還へ向けて再建を図るチーム…いずれにしても、様々な状況の中で162試合という長いシーズンを戦い抜かなければならない。それぞれの戦力とともに、どんな位置付けになっているのか見てみよう。

2018/04/20

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【投手陣:B】 若手躍進の先発陣。リリーフ陣もショウ、デービス加入で戦力UP

 コロラド・ロッキーズの先発は、昨季デビューした23歳のアントニオ・センザテラをはじめ、ローテーションの全員が20代と若い陣容となっている。中でも2年連続10勝を挙げた26歳のジョン・グレイ(写真)は昨季、投球イニングは110回1/3ながら先発陣で唯一の防御率3点台と奮闘。今季さらなる活躍が期待される。
 
 その他、昨季11勝でチームの勝ち頭となったヘルマン・マルケス、デビュー年ながら同じく11勝を挙げたカイル・フリーランドなど実績を積み重ねている若手が豊富だ。
 
 リリーフ陣には、新たにブライアン・ショウとウェイド・デービスが加入した。ショウは、クリーブランド・インディアンスに在籍した昨季79試合に登板したタフネス右腕。シカゴ・カブスに在籍し、クローザーデービスは、昨季26試合連続セーブを達成するなど活躍しており、打者有利のホームをものともしない投球が期待される。

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