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ロイヤルズ、一気に弱体化で未来見据えた戦いに 若手の才能開花が待たれる【30球団戦力紹介】

 今年もメジャーリーグが開幕した。世界一を目指すチーム、数年後の奪還へ向けて再建を図るチーム…いずれにしても、様々な状況の中で162試合という長いシーズンを戦い抜かなければならない。それぞれの戦力とともに、どんな位置付けになっているのか見てみよう。

2018/04/15

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【投手陣:C】痛い最多勝投手放出。ベテランと若手が噛み合えば…

 カンザスシティ・ロイヤルズは、昨季に突然18勝を挙げ最多勝を獲得し周囲を驚かせたジェイソン・バルガスを放出。
 
 WBC米国代表のダニー・ダフィーを中心に、ジェイソン・ハメル、イアン・ケネディーのベテランと、期待の2年目ジェイコブ・ジュニス(写真)が脇を固める。昨季は怪我に泣いたダフィーが好調で、ジュニスがさらなる飛躍を遂げれば、ある程度の勝ち星は見えてくるはずだ。
 
 一方のブルペン陣では、抑えは昨季と同じくケルビン・ヘレーラが務め、シカゴ・カブスから獲得したジャスティン・グリムと、ブランドン・マウラー、元阪神タイガースのブレイン・ボイヤーらが中継ぎを務める。
 
 マウラーは昨季、ロイヤルズ移籍後に打ち込まれていたのが気になるが、後ろをしっかり固めることができれば中継ぎ投手陣も悪い陣容ではない。

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