オリオールズ、絶対的守護神を重症で欠くピンチ。経験値のある若い力が命運握る【30球団戦力紹介】
今年もメジャーリーグが開幕した。世界一を目指すチーム、数年後の奪還へ向けて再建を図るチーム…いずれにしても、様々な状況の中で162試合という長いシーズンを戦い抜かなければならない。それぞれの戦力とともに、どんな位置付けになっているのか見てみよう。
2018/04/10
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【総合評価：B】
昨季は6年ぶりのアメリカン・リーグ東地区最下位に沈んだオリオールズ。2013年のボストン・レッドソックスのように一転して世界一というシナリオもドラマティックではあるが、絶対的守護神のブリットンがいない今、当然簡単にはいかないだろう。
マチャド、ジョーンズはともにシーズン途中でのトレードによる放出が予測され、上位進出が叶わないと判断された場合には再建の道しか残らなくなる。
首脳陣がその舵取りを我慢したくなるほどの成績にするには、やはり先発投手陣の踏ん張りが不可欠。元々打力を生かした得点力はあるので、昨季リーグ14位に終わった失点数を改善すれば、上位を脅かす存在になる可能性は十分ある。