データやコラム、多角的な視点で野球の魅力を発信!ベースボールチャンネル(BaseBall Channel)





エンゼルス・大谷、快進撃で覆った米メディアの評価。現地記者が語る「新人王」への期待

MLB が開幕し、二刀流として注目を集めたロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手は、初先発初勝利をマークし、本拠地では2試合連続の本塁打を放った。オープン戦の成績では現地メディアは厳しい見方をしめしていたが、快進撃で評価は変化しているようだ。

2018/04/05

text By

photo

Getty Images

タグ: , , , , ,



大谷から学んだこととは?

 大谷翔平(エンゼルス)の快進撃が始まった。アスレチックス戦で初先発初勝利をマークすると、本拠地デビュー戦となった現地3日のインディアンス戦では初ホームランを含む4打数3安打3打点の大活躍。オープン戦の不調で、大谷の可能性に疑問符を投げかけていた米国メディアは、この連日の活躍ぶりにその評価を改めているようだ。
 
 米国メディアの『ESPN.com』では、デビッド・シェーンフィールド、サム・ミラーの両記者が「我々は現時点で大谷翔平から何を学んだのか?」と題し、それぞれの大谷に対する見解を展開している。
 
 まず、「ここまで印象に残った大谷のスキルは?」という問いに、ミラー氏は初先発試合で18度記録した「空振りを取る能力」を評価。MLBを代表する右腕ジャスティン・バーランダー(アストロズ)の名前を引き合いに出し「彼の昨シーズンのどの先発試合よりも多い」と述べている。
 
 シェーンフィールド氏は、開幕戦で凡打に終わった内野ゴロでの走塁を評価し「あまり見せる機会はないかもしれないが“スピード”だ。彼はMLBで最高のアスリートになれる可能性もある」と指摘している。
 
 一方で「不安点」という面では両記者とも「バッティング」ということで一致しているようだ。「20本塁打と10勝。どちらがより可能性があるか?」という点でもともに「10勝達成のほうが可能性が高い」と一致。これについてシェーンフィールド氏は「エンゼルスがシーズン通じてローテーションを6人で回すのが条件だ。そうすれば25~26の登板機会を得られる。そして先の先発試合の様に、5~6回を投げるために若いカウントをキープすることがカギになる」と補足している。
 
 そして「大谷はシーズン途中にマイナー行きとなるのか、あるいは新人王を獲るのか?」という問いには、ここでも両記者とも「新人王獲得」と予想している。シェーンフィールド氏は「オープン戦の出来から、私は彼をマイナーでスタートさせるべきと言ったが、初先発試合でその必要がないことを示した」と述べている。

1 2