データやコラム、多角的な視点で野球の魅力を発信!ベースボールチャンネル(BaseBall Channel)



エンゼルスがイチローを獲るべき理由。日本語職員募集に見る大谷の期待と懸念、その解決策に【現地ルポ】

大谷翔平が入団するロサンゼルス・エンゼルスは日本語を話せることを条件に職員を募集している。これは、スポーツ面だけでなくマーケティング面でも大きな期待をかけていることの証だが、日本のファンにとって大きな懸念もある。そして、その解決策に最も適任なのは…。

2018/01/06

text By

photo

Getty Images

タグ: , , , , ,



大谷が見られない可能性も? その解決策は…

 現在のエンゼルスには大谷以外に日本人選手がおらず、またそれが大谷がエンゼルスを選んだ理由の一つとも推測されている。本人の意向がどこにあるかはわからないが、球団側は明らかに大谷という選手の投打パフォーマンスだけを評価しているわけではなく、ビジネス面での貢献をも大いに期待しているということだろう。大谷が好むか好まないかに関わらず、彼は既にスポーツ面だけではなく、社会面、経済面のニュースソースなのだ。
 
 さて、ここからは記者の勝手な予想を述べることを許してほしい。エンゼルスが本気で日本マネーを取り込みたいのなら、大谷だけに頼るのでは片手落ちだと思うのだ。仮に大谷が日本ハム時代と同じような起用法をされた場合、先発登板日の前後はDHでも出場しないことになる。
 
 そうなると、はるばる日本からやってきたファンはエンゼルス球場に足を運んでも大谷を観ることは出来ない。さらには、2017年シーズンのようにケガで長期離脱なんてことも可能性はゼロではない。ここはどうしても、もう一枚日本人向けの看板が必要になる。
 
 ダルビッシュは現在まだ来季のチームが決まっていないようだが、彼と契約するほどの大金はもうエンゼルスにはないだろう。ここで提言したい。エンゼルスはイチロー獲るべきなのだ。
 
 エンゼルスの外野陣のレギュラー3人は既にトラウト、カルフーン、アップトンというメジャーリーグでも稀なほどの強力な布陣で固まっている。しかし、イチローがマーリンズ時代に担った「4人目の外野手」というポジションが手薄なのだ。
 
 昨年このポジションにいたジェフリー・マルティの年間打率1割7分3厘で、出場したのはわずか45試合に過ぎない。これならイチローの方がはるかに上だ。それでありながら、現在のイチローであればエンゼルスにとっては手の出ない金額ではない。

1 2 3


  • 記者募集