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今季のサイ・ヤング賞は誰の手に?MLB公式が「スタットキャスト」で候補者を分析

2017/11/15

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サイ・ヤング賞は誰の手に?

 米国・大リーグでは15日(日本時間16日)に今季のサイ・ヤング賞が発表される。全米野球記者協会所属の記者による投票で選出される同賞は、その年に最も活躍した投手に贈られるもので、メジャーで活躍する投手にとって最高の栄誉となっている。
 
 今季のサイ・ヤング賞には、ア・リーグがコーリー・クルーバー(インディアンス)、クリス・セール(レッドソックス)、ルイス・セベリーノ(ヤンキース)、ナ・リーグがマックス・シャーザー(ナショナルズ)、クレイトン・カーショウ(ドジャース)、スティーブン・ストラスバーグ(ナショナルズ)がそれぞれノミネートされており、誰がこの投手最高の賞を手にするかという議論が日々白熱している。
 
 MLB公式サイトではサイ・ヤング賞の発表を前日に控え、14日(同15日)付で特集を掲載。選手やボールの動きを高い精度で分析する「スタットキャスト」の視点から、今季のサイ・ヤング賞についての展望を報じている。
 
 記事では、打球の速度や角度を基にコンタクトの質を、過去の他選手も含めた打球と比較し、どれくらいの確率で安打となっているかを示す「xwOBA」という指標を用いて投手を評価。
 
 今季、少なくとも100人のバッターと対戦した228人の先発投手のうち、「xwOBA」の最低値が.242、最大値が.404となっており、ア・リーグではクルーバーとセールの2人が.248と同率となった。もう1人の候補者であるセベリーノは.267で全体9位と若干の遅れをとってしまっている。
 
 なお、最低値を叩き出したのはナ・リーグの受賞候補に名を連ねているシャーザーで、カーショウは.253で4位、ストラスバーグは.264で8位となっている。特に、シャーザーの数字は彼が持つ2504回転の威力ある直球によって記録されたものだろうと評されている。
 
 あまり馴染みのない「xwOBA」だが、この数値が低い投手はいずれも好成績をマークしており、この指標が優秀な投手は打者に安打を許しにくい投球をしていると言っても過言ではない。

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