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【MLB】エンゼルス、スクイズでサヨナラ勝利!レンジャーズは全員失点のリリーフ陣が誤算

2017/04/12

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 テキサス・レンジャーズ対ロサンゼルス・エンゼルスが、11日(日本時間12日)にエンゼル・スタジアムで行われ、延長10回の末にエンゼルスが6-5でサヨナラ勝ちした。
 
 エンゼルスは序盤から苦戦を強いられる。先発のタイラー・スカッグスが初回にマイク・ナポリの犠牲フライで先制を許すと、3回にはエルビス・アンドルスにソロホームラン、ジョナサン・ルクロイに3ランホームランを浴びて3失点。0-5とレンジャーズに試合の流れを握られた。
 
 その後両チームとも3イニング連続で無得点が続き迎えた終盤、ついにエンゼルスが反撃する。7回にジェフリー・マルテのソロホームランで1点を返すと、8回にはキャメロン・メイビンのタイムリーヒットで3点差に迫る。
 
 完全に勢いに乗ったエンゼルス打線。9回は先頭のダニー・エスピノーサのソロホームランで口火を切ると、さらにマイク・トラウト、アルバート・プホルスに連続タイムリーヒットが飛び出して、土壇場で5-5の同点として延長戦に持ち込んだ。
 
 10回の裏、エンゼルスはレンジャーズ4番手の右腕ジェレミー・ジェフレスを攻め立てる。先頭のメイビンから四球とヒットなどで1死一、三塁とチャンスを広げ、この場面でカルロス・ペレスが初球をバント。打球は一塁線ギリギリに転がり、一塁手のナポリがファールになるまで見極めようと試みるもラインを割らず、この間に三塁ランナーのメイビンが生還してサヨナラとなった。
 
 劇的なサヨナラ・スクイズで勝利を収めたエンゼルスは、4連勝で西部地区単独首位をキープした。一方、敗れたレンジャーズはリリーフ陣が全員失点。打線も4回以降ほとんどチャンスを作れずダメ押しできなかったのが響いた。