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【MLB】ドジャース、イチローのマリナーズ時代の“相棒”を獲得。「左投手キラー」を高評価

2017/02/22

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 ロサンゼルス・ドジャースが、月曜日にフランクリン・グティエレス外野手と1年契約を結んだことを正式に発表した。報道自体は先週からなされていたが、ビダル・ヌーノ投手をボルティモア・オリオールズへとトレードし、40人枠をグティエレスのために空けてからの正式発表となった。
 
 グティエレスは34歳になったばかりのベテラン外野手で、2009年からはシアトル・マリナーズに在籍。2009年から2011年にかけてイチロー外野手と共にマリナーズの外野を鉄壁の守備力で守り、2010年にはゴールドグラブ賞を受賞した。
 
 打撃にも定評があり、2009年シーズンには打率.283、18本塁打、70打点を記録。昨シーズンは打率.246、14本塁打、39打点だが、左投手相手には打率.280、12本塁打、32打点とデーブ・ロバーツ監督も「左投手キラー」と評価する。
 
 キャリアでも打率.289と左投手相手には滅法強く(右投手相手には打率.240)、そこがドジャースとの契約に至った理由の1つだ。ドジャースは昨シーズン100打席以上立った打者のうち、左投手相手への打率が高かった選手はわずか2人、A.J. エリス捕手とスコット・バンスライク外野手だけである。スタメンクラスは総じて、昨シーズンは左投手相手に打ちあぐねていた。
 
 1988年以来の世界一に向けて本気モードのドジャースである。左投手が苦手の打線にとって、グティエレスの補強は選手層に厚みを持たせる意味において非常に効果的な補強となるだろう。