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WBC韓国代表、メジャーリーガーの招集に失敗。韓国リーグ所属選手中心の布陣へ

2017/02/12

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 WBC韓国代表は、国内リーグ所属の選手を中心とした陣容を築くことになりそうだ。
 
 テキサス・レンジャーズの秋信守、ロサンゼルス・ドジャースの柳賢振、ピッツバーグ・パイレーツの姜正浩、ボルティモア・オリオールズの金賢洙、ミネソタ・ツインズに所属していた朴炳鎬など、MLBでも主力級の選手を擁している韓国だが、いずれもケガや不祥事などによってWBCに出場しないことが決まっている。
 
 そのため、メジャーリーガーの参加はセントルイス・カージナルスの呉昇桓のみとなった。
 
 呉は2014年~2015年シーズンは阪神タイガースに所属しており、守護神として大活躍。そして、2015年オフにはMLBに挑戦し、セントルイス・カージナルスに移籍した。
 
 MLB移籍1年目の昨季成績は76登板、6勝3敗19セーブ、79回2/3、防御率1.92、103奪三振となっており、米国でも“石直球”が健在であることを証明。チームの抑え投手が不調であったこともあり、MLBで1年目から試合終盤を任されるほどの信頼を得ていた。WBC本戦でも試合終盤に登板し、各国の前に立ちはだかることが予想される。
 
 韓国リーグ所属選手では、昨季シアトル・マリナーズに所属し、オリックス・バファローズ、福岡ソフトバンクホークスにも在籍していた李大浩、2008年~2012年まで東京ヤクルトの抑えとして活躍していた林昌勇、2010年に千葉ロッテの主軸として活躍していた金泰均、昨季まで千葉ロッテに所属していた速球派右腕の李大恩などが代表に選出されている。
 
 李大恩は、現在兵役期間中のため、所属は「韓国警察の野球チーム」となっている。
 
 また、韓国リーグを代表する俊足巧打の外野手である孫児葉、昨季首位打者の崔炯宇など、かつて代表戦で日本と熱戦を繰り広げた選手たちも再び代表入りしている。