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【MLB】バリー・ジトが歌手デビュー! 02年サイ・ヤング賞投手が選んだ第二の人生

2017/02/02

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本人の公式HPより



 2015年シーズン限りで現役を引退したバリー・ジト元投手の歌手デビューとなるCD『ノー・シークレッツ』が27日に正式に発売されたと米音楽メディア『テイスト・オブ・カントリー』が伝えた。5つの曲が入った今回のEPは本格的なカントリー・ミュージックのCDとなっている。
 
 1999年のドラフトでオークランド・アスレチックスに1巡目で指名されたジトは、ティム・ハドソン、マーク・マルダーと共にビッグ3を形成。2002年には23勝5敗、防御率2.75、182奪三振でサイ・ヤング賞と最多勝を獲得。アスレチックスの4度の地区優勝に貢献した。
 
 2007年からはサンフランシスコ・ジャイアンツに当時のMLBの投手史上最高額になる7年1億2600万ドルで契約したが、思うように結果が残せず、ジャイアンツの7年間で勝ち越しがわずか1回のみという散々な結果を残した。
 
 2015年には古巣のアスレチックスに戻り、現役を引退。通算成績は165勝143敗、防御率4.04、1885奪三振であった。ジャイアンツ移籍後に低迷したものの、2001年から2010年シーズンにかけて毎年32試合以上に登板したのは特筆すべきだろう。
 
 そんな彼が第二の人生に選択したのが音楽だ。実はジトの父親はナット・キング・コールの作曲・編曲者として、母親もコーラス歌手として活躍するなど、音楽の血はジトの中に流れ続けていた。実際に、現役中もギターを趣味として続けていたという。
 
 新たな人生を歩んでいるジトであるが、音楽活動でももう一花咲かせることを目指している。彼のデビュー曲、『シークレット・オブ・ライフ』はYouTubeで聞くことができる。
 
『シークレット・オブ・ライフ』はこちら