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【MLB】「レンジャーズ、新球場建設のため資金難?」2017年オフ契約満了のダルビッシュの処遇にも影響か

ダルビッシュ有は、2017年オフにレンジャーズとの契約が満了するが、さらなる長期契約を締結するのだろうか。

2016/12/13

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今オフの補強の遅さは新球場建設の資金繰りに影響?

 ダルビッシュ有は、2017年オフにテキサス・レンジャーズとの5年6000万ドルの契約が満了する。果たして、球団は大型契約を提示し彼を引き留めようとするだろうか。地元紙『スター・テレグラム』のマック・エンジェル記者が考察している。

 2016年、レンジャーズはアリーグ最高勝率で2年連続の地区優勝を果たしたが、地区シリーズではまたしてもブルージェイズに苦渋を飲まされた。

 そんな中、先日地元アーリントンの納税者は約5億ドルを投じての新球場建設に合意した。現在の本拠地は1994年のオープンで、まだ老朽化という域には達していない。あくまで、より魅力的ななボールパークを求めての決断だ。それだけ、地元市民のレンジャーズに対する期待は大きい。

 一方で、ストーブリーグではレンジャーズはここまで目立った補強を展開しておらず、新球場建設が補強資金捻出の足かせになっているのではとも憶測もある。そのような状況下、ダルビッシュへの処遇が注目されるところだ。

 記事では、ダルビッシュがFA市場に打って出れば、年平均2000万ドルの5年契約あたりを得られるだろうとしている。スター選手の契約条件が年々高騰しているMLBにおいて、エンジェル記者は、これは「好投手」のレベルであり「偉大な投手」の条件ではないとしているが、絶対的にはかなりの金額・条件だ。

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