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【MLB】「歴史を作り続けていく」イチロー、来季到達が見込まれるマイルストーン

2016年シーズンはMLB通算3000本安打含むいくつもの大記録を達成したマーリンズのイチロー。来季は球団最年長出場記録やアジア人打点記録更新の期待がかかる。

2016/10/13

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記録イヤーとなった2016年

 連日ポストシーズンで大きな盛り上がりを見せている10月のメジャーリーグ。一方既に敗退もしくはポストシーズン未出場のチーム界隈では今季のストーブリーグ、そして来シーズンの話題で持ちきりになっている。

 米スポーツサイト『SB Nation』の『FISH STRIPES』では「イチローの前にそびえ立つマイルストーン」と題して、来季イチローが達する可能性のある記録を取り上げている。

The future Hall of Famer isn’t particularly close to any other sexy round numbers, so there won’t be nearly as much marketing/media noise surrounding him. But assuming that Suzuki’s next two years of performance resemble his previous two, he’ll continue making history of local, league-wide and international significance.
将来の殿堂入り選手であるイチローは、今のところ節目となる数字に近づいてはいない。しばらくマーケットやメディアの喧騒は彼の側から離れるだろう。しかしイチローのパフォーマンスが過去2年と同じようになるとすれば、彼はマイアミ、メジャーリーグ、そして国際的な歴史を作り続けていくだろう。

 今シーズンは、まさに「記録イヤー」となったイチロー。

 4月29日の試合でメジャー史上38人目の通算500盗塁、6月2日には日米通算700盗塁も達成。特筆すべきはここからで、6月15日のパドレス戦では日米通算4257安打を放ち、ピート・ローズの持つ通算4256安打を上回る。そして8月7日、クアーズフィールドでのロッキーズ戦でアジア人としては初となるメジャー通算3000安打の大記録に到達。7回ライトフェンス直撃の三塁打での達成だった。

 そんな2016年の翌年ゆえに3000本、500盗塁といった大きな数字こそはないが、いくつかの記録の達成が見込まれている。

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