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メッツ・千賀滉大が6回途中2失点と力投も8勝目ならず…故障復帰後最多となる93球

2025/08/15 NEW

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メッツの千賀滉大

千賀滉大 最新情報

 ニューヨーク・メッツの千賀滉大は14日(日本時間15日)、本拠地のシティ・フィールドで行われたアトランタ・ブレーブス戦に先発。6回途中2失点とゲームを作った。

 メッツ先発の千賀は3回まではピンチを作りながらも無失点に抑えていたが、チームが勝ち越した4回、2死から6番・オジー・アルビーズにソロ本塁打を浴び同点に。
 
 千賀は続く2回にも四球と三塁打で追加点を奪われ、序盤に3失点。しかし、ここから千賀が意地を見せる。3回のレッドソックスの攻撃を無失点に抑えると、4回には2死満塁で迎えたブレグマンを三ゴロに打ち取ってピンチを切り抜ける。
 
 5回は三者凡退で抑えたが、6回には四球とヒットで2死一、三塁のピンチに。バッターボックスに前打席でホームランを放ったアルビーズを迎えると、カルロス・メンドーサ監督から交代を告げられた。
 
 しかし、代わったタイラー・ロジャーズがアルビーズにタイムリーを浴び、千賀に2失点目が記録。
 

 
 千賀は6回途中93球を投げ、5安打2失点(自責点2)、1四球、7奪三振。粘りの投球でゲームを作ったが、今季8勝目とはならなかった。
 
 それでも、右太もも裏の張りからの復帰後は最多となる93球を投じており、終盤の追い上げを期待させるピッチングを披露した。

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