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試合中でも”紳士”!ドジャース・大谷翔平、盗塁の際に相手野手を気遣う

2025/08/04 NEW

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ドジャース・大谷

大谷翔平 最新情報

 ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は3日(日本時間4日)、ジョージ・M・スタインブレナー・フィールドで行われたタンパベイ・レイズ戦に「1番・DH」でスタメン出場。

 
 ドジャースが1-0でリードして迎えた7回表。大谷はこの回、1死で第4打席に臨み、捕安で出塁に成功した。
 

 
 1死一塁で打席には2番のムーキー・ベッツ。レイズの2番手メイソン・エングルトが2球目を投じた際、一塁走者の大谷がスチールを敢行した。
 
 エングルトの投球が140キロのチェンジアップだったこともあり、タイミング的には悠々セーフという状況。
 
 カバーに入った二塁手のキム・ハソンは、ベースのかなり手前での捕球を余儀なくされたうえ、大谷の勢いのついたスライディングが差し出したグラブとやや重なったか、体勢を崩しての捕球となった。
 
 この際、滑り込んだ大谷がキムに対して声をかけ、接触を気遣うようなシーンが映し出された。
 
 これが今季14個目となる盗塁、同試合ではさらに1盗塁を決め、今季の盗塁数はこれで15となった。
 
 紳士な対応を見せた大谷はこの試合、3打数2安打で今季31回目となる複数安打を達成。
 
 試合も3-0でドジャースがレイズを降している。

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