昨季ワールドシリーズの胴上げ投手を攻略!ドジャース・大谷翔平、元同僚のビューラーからマルチ安打
2025/07/28 NEW
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大谷翔平 最新情報
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は27日(日本時間28日)、フェンウェイ・パークで行われたボストン・レッドソックス戦に「2番・DH」でスタメン出場。4回の第3打席で右前打を放ち、この日マルチ安打を記録した。
1-1の同点で迎えた4回表のドジャースの攻撃。レッドソックスの先発は昨季までドジャースの主戦投手として活躍した速球派右腕のウォーカー・ビューラー。
マイケル・コンフォートの本塁打と、ムーキー・ベッツのタイムリー安打で3-1と勝ち越し、なおも2死一塁の場面で大谷の第3打席が回ってきた。
1球目、2球目と高めを攻め、3球目はアウトローに145キロのチェンジアップを投じたビューラー。高低差と緩急を使っての配球だったが、大谷は泳ぎながらもバットコントロールで対応。
打球は二遊間の間を抜け、右中間方向へと転がっていく右前打となった。この打球方向を見て一塁ランナーのベッツは三塁まで到達する好走塁を披露。ドジャースの抜け目のない攻撃が見られたシーンとなった。
しかし、良い形で2点のリードを奪ったドジャースだったが、5回裏にレッドソックスに一挙3点を奪われ、3-4と逆転を許してしまう。
結局レッドソックスがそのまま逃げ切り、ドジャースは3-4でこの試合を落とした。前日に続く連敗となり、レッドソックスとの3連戦はドジャースの1勝2敗という結果となった。
大谷は4打数2安打と、かつての同僚ビューラーからマルチ安打を記録。打率を.275(38本塁打)としている。
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