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ピンチ拡大を招いてでも…ドジャース・大谷翔平を申告敬遠で大ブーイング!

2025/07/24 NEW

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ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平

大谷翔平 最新情報

 ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は23日(日本時間24日)、ドジャー・スタジアムで行われたミネソタ・ツインズ戦に「2番・DH」でスタメン出場。9回の第5打席は申告敬遠だった。

 
 8回に2点を奪って3-2と逆転に成功したツインズ。逃げ切りを図り、今季20ホールドをマークしているグリフィン・ジャックスに9回を託す。
 

 
 ドジャースはジャックスに2死を奪われ万事休すに思われたが、1番のムーキー・ベッツが三塁内野安打で出塁。
 
 打順は2番の大谷に回ってきたが、ここでツインズベンチは申告敬遠を指示。一塁が空いているわけではない状況だったが、サヨナラのピンチ拡大を招いても大谷との勝負を避けた。
 
 大谷の長打力はもちろん、その俊足から併殺を取れる可能性が低いことを鑑みての判断だったかもしれない。
 
 ジャックスはリズムを乱したか、制球が定まらず、続くエステリー・ルイーズに四球を与えて満塁。
 
 ここで打席には得点圏打率が3割5分を超える4番のフレディ・フリーマンが立つ。
 
 ジャックスは低めを攻めて1ボール2ストライクとフリーマンを追い込むが、5球目の甘く入ったストレートをフリーマンが逆方向に弾き返した。
 
 打球は左翼を守っていたハリソン・べーダーの正面に飛んだ。チャージをかけたべーダーだったが、目測を誤ったかグラブに打球は当てたもののボールは入らず。ベッツと大谷がホームに還り、4-3でドジャースのサヨナラ勝ちとなった。

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