ドジャース・大谷翔平の打撃フォームは「異常ですね」元メジャーリーガー・川崎宗則氏が大絶賛!
2025/06/12
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大谷翔平 最新情報
ABEMAで毎週日曜夜10時に放送されているスポーツ番組『ABEMAスポーツタイム』。6月8日の放送回では、野球のメインコメンテーターとして出演した元メジャーリーグ選手の川﨑宗則氏が、大谷翔平選手の打撃フォームについて触れた。
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MLBコーナーでは、チームの月間最多ホームラン記録である15本を達成するなど打棒が光り、月間MVPを獲得したドジャースの大谷翔平選手のバッティングフォームを深掘りした。
川﨑氏がまず着目したのは、大谷選手がバットを構えた際の「左ひじの高さ」だ。
「非常に高くしている理由は、すごくパワーが生まれるから。この構えは大谷選手だけではなく、MLB選手に多い。 その分、ミスショットや三振が増えやすいというデメリットもあるが、MLB選手はあまり体重移動をせずにボールを引きつけているので、その分ひじを高くしても大丈夫なんです」と日米のスタイルの違いを解説した。
さらに川﨑氏は、大谷選手の「左手首の向き」にも特徴があると指摘する。
「打った時にグイっと(手首が)上を向く。つまり、当たった時のインパクトを考えて左ひじを高くしている」と、ボールに最大の力を伝えるための工夫が、この手首の動きに隠されているという。
また、「今シーズンはじめの大谷選手が打てなかった時期は、この手首の向きを懸念する解説者の方もいた。でも、5月はひじを畳むように修正して打てるようになった」と川﨑氏は振り返った。
大谷選手のバッティングフォームについて、サッカーのメインコメンテーターとして出演した槙野智章氏が「プロから見てもスゴいことなんですか?」と聞くと、川﨑氏は「異常ですね」と断言した。
その理由を「マネしたらスゴさが分かります!ヘッドが下がるし、打ち方が難しくなる。バットに遠心力がかかって、僕らがマネしたらケガしちゃう。翔平さんは関節が柔らかいんでしょうね。1日で諦めちゃうと思う」と語り、大絶賛した。