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ドジャース・ロバーツ監督、大谷翔平vsジャッジの本塁打王争いを展望!「打席数は同じだが…」

2025/05/26

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【(C)AbemaTV,Inc.】



ドジャース・ロバーツ監督

大谷翔平 最新情報

 ABEMAによるデーブ・ロバーツ監督への独占インタビュー企画『おはようロバーツ』が、2025年5月26日(月)朝8時より放送された。番組では、ロバーツ監督が大谷翔平選手の打撃好調の要因について分析し、アーロン・ジャッジ選手との本塁打王争いについても触れた。

 
 5月に入り、“ホームラン量産モード”に突入した大谷翔平選手。その打撃好調の秘訣についてロバーツ監督は、「翔平が絶好調の時は高めの球をしっかりとらえられている。高めの球を芯でとらえている時はホームランになっているから、彼は絶好調ですね。反対に、膝下の低い球に手を出す時はあまり状態が良くない時です」と分析した。
 
 投手としては、5月22日(木)の投球練習で右肘に負担がかかるとされるスライダーを解禁。このことについて、ロバーツ監督は「翔平は医療スタッフやドクターと話しているほか、執刀医や代理人、我々のトレーナー陣とも会話している。彼らが私に次の段階が何かを伝えてくれていて、ほぼすべて医師と翔平の判断をもとに進めている」と背景を説明。「翔平がスライダーを投げ始めても大丈夫で、肘が耐えられると感じたから、これは一歩前進です」と笑顔を見せた。
 

 
 さらに、5月31日(土)から始まるニューヨーク・ヤンキースとの3連戦における大谷選手とジャッジ選手の“MVP競演”を前に、ロバーツ監督は「今季はジャッジよりも翔平の方がホームランを打つと思う」と大予想。その理由を「翔平はジャッジほど四球を選ばないし、ジャッジの方が歩かされるので、打席数は同じだが翔平の方が打つチャンスが多くなる」と語った。
 
 また、昨年のワールドシリーズでぶつかったヤンキースとの対戦について、「ジャッジには弱点がないと思う。彼に打たせないというのは無理」と断言した上で、「彼の前の打者たちを抑えることが重要になる。ジャッジを四球で歩かせることになるだろう。故意四球ではなく、ジャッジ以外の誰かには打たれてもいい」と、早くも闘志を燃やした。
 
 5月31日(土)から始まる、昨年のリーグチャンピオン同士の対決。なお、「ABEMA」では6月2日(月)のドジャースvsヤンキースの一戦が生配信される。

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