ケガで離脱した佐々木朗希にドジャース・ロバーツ監督が本音吐露「朗希の気持ちは理解している」
2025/05/26
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大谷翔平 最新情報
ABEMAによるデーブ・ロバーツ監督への独占インタビュー企画『おはようロバーツ』が、2025年5月26日(月)朝8時より放送された。番組では、ケガで離脱した佐々木朗希についての思いや、投手・大谷翔平の復活について語っている。
まずは、5月14日(水)に「右肩のインピンジメント症候群」で故障者リスト(IL)入りしたドジャースの佐々木朗希投手の話題に。
故障者リスト入りした当時について、ロバーツ監督は「アリゾナでの登板後の5月12日(月)に、彼とベンチで直接話しました。まず彼の身体の状態を確認したかった。彼は『少し痛みがある』と言ったので、私は『正直に今の状態を話して欲しい』と言った。彼は『違和感がある』と言ったので、MRIを撮り、トレーナーにも診てもらって、故障者リストに入れることに決めた」と振り返った。
また、「彼は数週間前からトレーナーに『肩に違和感がある』と言っていたが、私はそのことを知らなかった。彼は『なんとかなる』『投げ続けられる』と思っていたようだ。しかし、球速が落ちてきていたし、コントロールも少し乱れ始めていた。だから、彼が『肩に違和感がある』と言った時、納得した」と明かした。
さらに、一部報道で“佐々木投手は以前から肩に違和感があった”と伝えられていることについて触れると、ロバーツ監督は「本当だと思います。ここ数週間は痛みを感じていたでしょう」と認めた一方で、「ある意味、朗希が何も言わなかったことに感謝もしている」と言及。
その言葉の意味を「彼には競争心があり、チームメイトを助けたかったんだと思う。投球に苦しんでいたが、我々が投げてほしがったから、彼は投げようとした。何か言ってくれれば良かったのにとも思うけど…。そうすれば彼を守れたので。ただ、朗希の気持ちは理解している」と語った。
復帰の時期を直撃すると、ロバーツ監督は「休養を経て、ゆっくり段階的に投球を再開させる。復帰は6月末頃になると思う」と話した。
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