多角的な視点で発信する野球専門メディアベースボールチャンネル



Home » メジャーリーグ最新情報 » 千賀滉大 » メッツ・千賀滉大が6回3失点と力投も3敗目。規定投球回到達で防御率はリーグトップに浮上!

メッツ・千賀滉大が6回3失点と力投も3敗目。規定投球回到達で防御率はリーグトップに浮上!

2025/05/20 NEW

text By

photo

Getty Images



メッツ・千賀滉大

千賀滉大 最新情報

 ニューヨーク・メッツの千賀滉大投手が先発した19日(日本時間20日)、敵地のフェンウェイ・パークで行われたボストン・レッドソックス戦は、ロースコアの拮抗した展開の末に1-3でメッツが敗れた。

 メッツ先発の千賀は、立ち上がりの制球難に苦しむ。初回に無死二、三塁のピンチを作られ、アレックス・ブレグマンの二ゴロの間に先制を許すと、2死からもトレバー・ストーリーにタイムリー内野安打を打たれ2点目を失った。
 
 千賀は続く2回にも四球と三塁打で追加点を奪われ、序盤に3失点。しかし、ここから千賀が意地を見せる。3回のレッドソックスの攻撃を無失点に抑えると、4回には2死満塁で迎えたブレグマンを三ゴロに打ち取ってピンチを切り抜ける。
 
 5回、6回はともに三者凡退でレッドソックスの攻撃を切って取り、序盤の嫌な流れを断ち切った。6回の投球では、この日最後の対戦相手となったセダン・ラファエラに対しても、134キロの切れ味鋭いフォークボールで空振り三振を奪い、本来の実力を示した。
 
 メッツはこの日、チームとして8安打を放つも効果的なタイムリーが生まれず、得点は3回に奪った1点のみ。レッドソックスとの3連戦の初戦は黒星となった。
 

 
 千賀は6回100球を投げ、5安打3失点(自責点3)5奪三振と力投。粘りの投球で先発の役目をしっかりと果たしたが、援護に恵まれず無念の3敗目(4勝)を喫した。
 
 それでも、前回登板から2試合連続で100球以上を投げ、投球回もこの日の6回を加えて規定投球回に到達。防御率1.43でナショナルリーグのトップに立った。

1 2


error: Content is protected !!