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「“ユニコーン”のような存在」山本由伸、データでは測れない好成績の謎!? 米紙が困惑「強打されているのに」【海外の反応】

2025/05/09 NEW

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ドジャースの山本由伸

山本由伸 最新情報

 ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸投手が今季、メジャーリーグ2年目にして好スタートを切っている。しかし、野球データ解析ツール『スタットキャスト』によれば、必ずしも良い数字とは言えないようだ。それでも好成績を残している理由について、米メディア『ドジャース・ダイジェスト』が分析している。

 

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 今季の開幕投手に抜擢された山本は、それ以降も好調をキープ。これまでに7試合に先発し4勝2敗、防御率0.90、49奪三振を記録している。この実績だけを見れば、他を圧倒するパフォーマンスを見せていると言えるだろう。3月と4月のナ・リーグ月間最優秀投手にも選ばれており、その実力は折り紙付きだ。
 

 
 だが、同メディアは「山本はちょっと変わった選手だ。数字だけを見ると、今季素晴らしいとは言い難い部分もある」と指摘。続けて「例えば、被打率(BABIP)は低下しているのにゴロ率は上昇。チェイス率は悪化しているのに空振りは増えている。速球は強打されている一方で、昨年より結果は良くなっている。データの一部とは矛盾しているようにも見える。もしかすると山本は、我々がこれまでの投球データの見方では測れない“ユニコーン”のような存在なのかもしれない。一方で、数カ月後に改めてデータを見直せば、やっぱり数字通りの結果だった。となる可能性もある。ただ、今のところ目で見た印象では、今季の彼はMLBで最も優れた投手の一人に映るし、実際いくつかの数字もそれを裏付けている」と伝えた。
 
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