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【MLB】ダルビッシュ、速球が手術前より4キロアップ。一流投手の術後は球速低下傾向も「以前よりも進化」

メジャーの舞台に戻ってきたダルビッシュ有の速球のスピードが手術前よりもアップしている。

2016/06/04

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多くの選手は術後に速球の球速が低下傾向

 昨年3月に右ひじ靱帯再建手術(トミー・ジョン手術)を受け、実に658日ぶりにマウンドに帰ってきたダルビッシュ有。
 5月28日(日本時間29日)でのパイレーツ戦で、5回3安打7奪三振1四球1失点と好投。大観衆が見守る復帰戦を見事白星で飾った。

 マウンドに上がったダルビッシュの体が、以前よりも一回り大きくなったことは誰の目にも明らか。リハビリ中の過酷なトレーニングの賜物だ。

『Washington Post』のニック・ポラック記者は、Yu Darvish is back from Tommy John surgery and better than ever (トミー・ジョン手術から復帰したダルビッシュ有、以前よりも進化)と題し、ダルビッシュの速球(フォーシーム)がさらにパワーアップしたと報じている。

 記事では、多くの一流投手たちがトミー・ジョン手術を受ける前と後とでは、速球のスピードが低下傾向にあると述べている。ナショナルズのスティーブン・ストラスバーグ、メッツのマット・ハービーなどを引き合いに出し、術前と術後の平均球速の変化に着目している。

Stephen Strasburg’s four-seam fastball averaged at least 97.9 mph in all of his 2010 starts, peaking at 98.6 mph in his final start before being shut down in August 2010. When he returned 13 months later, his four-seam fastball averaged just 96.8 mph, and has declined in the following years.
2010年、手術前のスティーブン・ストラスバーグのフォーシームは平均97.9マイル(157.6km/h)を計測。(手術前の最後の登板となった)2010年8月は、最速98.6マイル(158.7km/h)を計測した。それから13カ月後に復帰した際、フォーシームは平均96.8マイル(155.8km/h)まで落ち、そして翌年以降も平均球速は低下している。

 メッツの先発右腕マット・ハービーも、2013年オフにトミー・ジョン手術を受けた投手の一人だ。彼もまた球速が低下した投手であると報じている。

He featured average fastball velocities past 97 mph during the summer of 2013 before he was shut down, and has since displayed numbers in the 95-96 mph range.
手術前である2013年夏、ハービーの平均球速は97マイル(156.1km/h)を越えた。しかしそれ以降、ハービーの速球は95~96マイル(152.9~154.5km/h)だ。

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