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「信用していない」大谷翔平、違法賭博疑惑は長期化か…米メディアが同じ事例と比較「シーズンを台無しに…」【海外の反応】

2024/04/04

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ドジャース・大谷翔平(右)と水原一平元通訳

大谷翔平 最新情報

 ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手は、通訳を務めていた水原一平氏の違法賭博問題に巻き込まれている。一刻も早く騒動が収まることが望ましいが、過去の事例から考えると、騒動は長引くかもしれない。米紙『フォート・ワース・スター・テレグラム』が報じている。

 

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 事の発端は、水原氏が米メディア『ESPN』のインタビューに応じたことにある。最初は違法賭博の借金を返済するため大谷に肩代わりをしてもらったと証言していたが、水原氏は翌日、大谷は何も知らなかったという全く違う証言に変えた。大谷の弁護士も、大谷が大規模な窃盗の被害に遭ったと説明している。その後、大谷は沈黙を破って記者会見を開き、自身の関与を否定した。それでも騒動は収まらず、連日のように違法賭博問題に関する話題が飛び交っている。
 

 
 同紙はタイトルに「我々は皆、大谷を信じたい。我々は皆、ピート・ローズも信じたかった」とつけ、1989年に起きた出来事と今回の出来事を比較した。1989年の当時を振り返り「ピートが愚か、あるいは傲慢、もしくはその両方だという証拠が山積みになるまで、人々は信じていた」と伝え、真実が明らかになるまでピートを信じていた者が多かったと報じた。一方で、現代においては「時代は大きく異なり、MLBが発表したレポートを信じないかもしれない大衆の消費者から始まる。これまで以上に指先でもっと多くの情報を入手できるようになったが、私たちはほとんど信用していない」と述べ、情報が多すぎて疑いから始まることが多いとの見解を示した。また、メディアにも言及し「1989年、スポーツメディアの大半は徹底的にあらゆることをカバーし、資金、意欲、マンパワーを独自に調達していた。2024年、スポーツメディアはかつての面影を失い、スポーツリーグがレポートを報じるようになったことで、独立したスポーツジャーナリズムの需要は減少している」と伝えている。
 
 作家のキース・オブライエン氏は「確かに、我々は詳細を早とちりしている。1989年にピートが直面した最初の疑いは、現在翔平が向き合っている疑惑とは違う。それには、いくつか類似点がある。ブックメーカーに賭けをしていたのは、ピートの側近の男たちだった。私たちがこれから明らかにしようとしているのは、翔平と野球賭博に何らかの関係があるかどうかだ。私たちは、国民、ファン、そして野球界自体が、最も有名な選手に対する長期にわたる調査にどれほどの関心を持っているかを知ることになるだろう。ピートの調査はシーズン全体を要し、1989年のシーズンを台無しにした」と述べている。
 
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【了】