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大谷翔平、後払い契約の批判を一掃!? 米メディアが言及「その理由は…」【海外の反応】

2024/02/05

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ロサンゼルス・ドジャースの会見に出席する大谷翔平選手とオーナーのマーク・ウォルター氏、アンドリュー・フリードマン編成本部長

大谷翔平 最新情報

 大谷翔平選手はロサンゼルス・ドジャースと10年7億ドル(約1026億円)の歴史的契約を結んだが、その約97%は後払いとなる。後払いによって多額の節税が可能となる契約に批判の声もあがる中、米メディア『Yahoo!スポーツ』のジャック・バエアー記者は、大谷が求めていることについて言及した。

 

 
 大谷は契約終了後にカリフォルニア州から出ることで、多額の納税を免れることが可能だ。しかし、大谷はすでに後払い契約にすることで多額の金額を手放したことになる。7億ドルの大半を後払いにすることによって、MLBは現在の契約の価値を4億6000万ドル(約674億円)とした。つまり2億ドル(約293億円)以上が失われた計算だ。
 

 
 大谷の契約を後払いにすることでドジャースは追加の戦力補強を可能とし、山本由伸投手、タイラー・グラスノー投手、テオスカー・ヘルナンデス外野手、ジェームス・パクストン投手を獲得した。山本をのぞく3選手の年俸を合計すると、大谷が繰り延べた金額より少ない。
 
 この状況にバエアー氏は「お金をより多くのお金に変える方法はたくさんあるが、大谷はそれらを10年間パスした。その理由は、ドジャースが彼を中心により良いチームを作るのを助けるためだろう」と言及した。
 

 

 
【了】