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大谷翔平、後払い契約の問題が尽きない!? 米メディアが示唆「所得格差を悪化させる」【海外の反応】

2024/01/15

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ロサンゼルス・ドジャースの会見に出席する大谷翔平選手とオーナーのマーク・ウォルター氏、アンドリュー・フリードマン編成本部長

大谷翔平 最新情報

 大谷翔平選手はフリーエージェント(FA)でロサンゼルス・ドジャースと10年7億ドル(約1015億円)の歴史的契約を結んだが、その大半が後払いになることが波紋を呼んでいる。米メディア『モーニングエクスプレス』は、後払い契約に対する反応について言及した。

 

 
 大谷は契約金のうち約97%を後払いにしており、もし契約終了後にロサンゼルスから離れることがあればカリフォルニア州に納める13.3%の所得税と障害保険料の1.1%を回避することが可能だ。これに対してカリフォルニア州のマリア・M・コーエン会計監査官は、よく思っていない。
 

 
 コーエン氏は「最も裕福な個人に対する延納金に合理的な上限がないことは、所得格差を悪化させ、税の公平な分配を妨害する。この不均衡を是正するため、議会に早急な行動と決断を促したい」と声明を発表した。
 
 同メディアはこの状況に関して「コーエン会計監査官はこの嘆願書で、大谷に課税するのは年俸200万ドルに対してではなく、契約が持つ繰延金額に制限を設け、そこから高いパーセンテージを請求することを求めている」と言及した。
 

 

 
【了】