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大谷翔平、ほぼ後払いの7億ドルは妥当? 米メディアが分析「驚くべきものではない」【海外の反応】

2024/01/02

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ロサンゼルス・ドジャースの会見に出席する大谷翔平選手とオーナーのマーク・ウォルター氏、アンドリュー・フリードマン編成本部長

大谷翔平 最新情報

 大谷翔平選手がロサンゼルス・ドジャースと10年総額7億ドル(約989億8000万円)の超大型契約を結んだことは大きな話題となった。サッカー界のスターであるリオネル・メッシの契約を超えるプロスポーツ史上最高額となったが、それでも後払い込みなら妥当な金額だったと、米紙『サンタクラリタ・バレー・シグナル』が報じている。

 

 
 大谷は2023シーズンに投手として10勝、打者としてア・リーグ本塁打王に輝く44本のホームランを放ち、2021シーズンに次いで2度目のア・リーグMVPを受賞した。成績面では申し分ないものの、右肘靱帯損傷により来季の登板が出来なくなったことで、契約金は5億ドル(約706億4000万円)以下になるとの見方もあった。しかし、ドジャースと7億ドルという超大型契約を結んでいる。
 

 
 同メディアは「マイク・トラウトよりも約2億7500万ドル多く、アーロン・ジャッジよりも約3億ドル多い給料をもらうのは妥当か?」と疑問を投げかけ、「大谷の契約と他の選手の契約には大きな違いが1つある。インフレのため、1ドルは将来の価値よりも現在の価値の方が高いことは誰もが知っている。問題は、将来の支払いが現在のドルでいくらになるかを判断するために、いくら割り引くかである」とし、「過去に締結された最高額の契約と比較すると、将来のインフレに備えた支払いを割り引いて考えた場合、大谷の契約額はそれほど驚くべきものではない」と結論づけている。
 

 

 
【了】