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大谷翔平の後払い契約で超金満に!? 米紙が見解「今オフの行動次第では…」【海外の反応】

2023/12/22

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ロサンゼルス・ドジャースの会見に出席する大谷翔平選手とオーナーのマーク・ウォルター氏、アンドリュー・フリードマン編成本部長

大谷翔平 最新情報

 大谷翔平選手はロサンゼルス・ドジャースと10年総額7億ドル(約1007億円)の契約を結んだが、そのうちの97%に当たる6億8000万ドル(約979億円)は契約満了後の後払いとなった。そのため、ドジャースは財政的負担が少なくなっている。むしろMLBの財政王になる得ると、米紙『ロサンゼルス・タイムズ』が報じた。

 

 
 同紙によると、ドジャースにとっての利点は2つあるようだ。一つ目は、大半の契約金を繰り延べることで、短期的に資金を節約できること。二つ目は、その間にその資金が生み出す収入から利益を得る可能性があることだという。MCAファイナンシャル・グループの創設者兼社長である金融専門家のモリー・アーロン氏は「彼らはこの件で大儲けするだろう」との見解を示した。また、別のエージェントは「これはドジャースにとって、10年間で8億ドルから10億ドル近くの利益になるかもしれない。球団が延期分の6億8000万ドルを投資する。たとえばドジャースのオーナーを務めるマーク・ウォルターが経営するグッゲンハイム・パートナーズのような資産運用会社に投資すれば、10年後にはその資金は2倍以上になる可能性がある」と述べている。
 

 
 同紙はタイトルに「10億ドルの恩恵?大谷翔平の契約は、どのようにしてドジャースをMLBの財政王にできるのか」とつけ、大谷との契約によってドジャースが超金満球団になる可能性に言及した上で「球団関係者らは、大谷との約束を果たし、チームに投資する意向を断固として表明している」とし、「今オフのチームの行動次第では、その答えはすぐに明らかになるかもしれない」と伝えている。
 

 

 
【了】