大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



Home » メジャーリーグ最新情報 » 大谷翔平のエンゼルス残留を示唆? 米メディアが分析「彼を呼び戻す正当な候補だ」【海外の反応】

大谷翔平のエンゼルス残留を示唆? 米メディアが分析「彼を呼び戻す正当な候補だ」【海外の反応】

2023/12/06

text By

photo

Getty Images



ニューヨーク・ヤンキース戦に「2番・指名打者(DH)」で出場するロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手

大谷翔平 最新情報

 フリーエージェント(FA)になった大谷翔平選手は、次のチームを決めるため複数の球団と交渉を行なっているが、厳重な情報統制を敷いたため、球団側から具体的な情報は一切漏れていない。それはロサンゼルス・エンゼルスも同様だが、新監督に就任したロン・ワシントン監督の発言にヒントがある可能性を、米メディア『スポーツ・イラストレイテッド』が分析している。

 

 
 エンゼルスは今季、ア・リーグ西地区で73勝89敗の成績を残し、4位でレギュラーシーズンを終えた。二刀流の大谷や過去3度MVPを受賞したマイク・トラウト外野手を擁しながらも、9年連続でプレーオフ進出を逃している。この結果を受けて、チームを率いるフィル・ネビン監督が解任され、来季からロン・ワシントン氏が指揮を執ることになった。
 

 
 新監督に就任したワシントン氏にとって、大谷との再契約も重大な課題の一つとなっている。米メディア『フォックススポーツ』でアナリストを務めるベン・バーランダー氏は、ワシントン監督のコメントとして「何も漏らしたくないので、それについてはまだあまり言うことはない」と、大谷に言及したことを伝えた。米メディア『スポーツ・イラストレイテッド』は、この発言を分析し「ワシントンは、まだ言うことがないと言っているが、それはまるで、近いうちに言うべきことがあるような、何らかの理由で今は言えないというような、言い方だ」と報じている。
 
 さらに「何も漏らしたくないと言ったが、大谷に関して、おそらくエンゼルスに関係する重要な情報を持っているように聞こえる。ワシントンが自分の発言に気をつけたいと言っていることは、エンゼルスが大谷を呼び戻す正当な候補だと考えているように聞こえる。誰もがエンゼルスは候補から外れていると考えていたが、ワシントンのコメントが皆を呼び戻した。エンゼルスはこのオフシーズンに非常に良い会話を交わしたのかもしれない。塩の粒のような情報から探るしかないが、この発言は控えめに言っても非常に興味深い」と綴った。
 

 
【了】