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大谷翔平、レッドソックスにFA移籍すべきではない!? 米メディアが指摘「起用する場所もない」【海外の反応】

2023/09/14

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トロント・ブルージェイズ戦に「2番・指名打者(DH)」で出場するロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手

大谷翔平 最新情報

 ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手は、右肘の内側側副靭帯(UCL)の損傷により、今季登板できなくなった。復帰時期も不明であるため、当分の間は指名打者(DH)に専念することになる。それでもボストン・レッドソックスは同選手の争奪戦に加わる可能性があるが、米メディア『NBCスポーツ・ボストン』は守備の強化に重点を置くべきだと指摘した。

 

 
 レッドソックスは現在、ア・リーグ東地区で4位に沈んでいる。ボルチモア・オリオールズ戦で二桁失点を喫するなど、守備の不安定さが目立つ試合もあり、プレーオフ進出は難しい状況となった。チーム再建に向けて動き出したエンゼルスのように、レッドソックスも来季の計画を考える時期なのかもしれない。ただし、選手の補強に関して同メディアは「守備よりも打撃に重点を置くと、ボストンが窮地に陥る可能性がある」と伝え、注意を促している。
 

 
 同メディアは、大谷について「彼が肘の手術を受けると決めたとしても、その手術から回復するまでの1年間を与えれば、DHの準備は万端だろう。大谷は攻撃力だけでも価値があり、エリート外野手になるためのツールは全て揃っている。とはいえ、肘の悪い彼が右翼でプレーすることを望む人が本当にいるだろうか?DHに専念させて、60本塁打を超えられるかどうかを見る方が安全だ」と評価。その一方で「DH兼一塁手としてプレーする38歳のジャスティン・ターナーが、他でより良いオファーを見つけて退団しても、大谷がボストンを真剣に考えなかったとしても、依然としてレッドソックスにはDHが多すぎる。全員を起用する場所もない」と伝え、DHが過剰気味であることを指摘した。
 

 
【了】