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大谷翔平のFA争奪戦、契約金5億ドル以上は変わらない? 米記者が見解「彼を獲得するには…」【海外の反応】

2023/09/14

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ヒューストン・アストロズ戦に「2番・指名打者(DH)」でスタメン出場し、第41号ソロホームランを放つロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手

大谷翔平 最新情報

 ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手は、右肘の内側側副靭帯(UCL)の損傷により、今季登板できなくなった。復帰時期も不明だが、それでも5億ドル(約736億9000万円)以上の契約金が必要になると、MLB幹部は予想しているようだ。米メディア『ジ・アスレチック』のジム・ボーデン記者が報じている。

 

 
 大谷は今季、投手として10勝を飾り、打者としてア・リーグ本塁打ランキングの首位を独走する44本のホームランを放つなど、かつてないほど好調なシーズンを送っていた。しかし、8月23日(日本時間24日)に行われた本拠地シンシナティ・レッズ戦の試合後に右肘靭帯損傷が発表され、それ以降の登板が不可能になった。当分の間は二刀流を披露することが出来ず、指名打者(DH)に専念することになる。
 

 
 大谷はエンゼルスと契約延長しない場合、今季終了後にフリーエージェント(FA)になるが、これまで契約金は5億ドル以上になると予想されていた。それが右肘靭帯損傷により、5億ドルを下回る可能性もあるとの見方も増えている。だが、ボーデン記者は「一部のMLB幹部は大谷について、非常に特別でユニークな才能を持っていると考えている。たとえ、彼が再び投手になれないとしても、彼を獲得するには5億ドルかかるだろうと意見している」と語り、登板不可でも契約金5億ドル以上は変わらないとの見解を示した。
 

 
【了】