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大谷翔平、FA移籍先が続々と減少!? 米メディアが示唆「お金を使うなら…」【海外の反応】

2023/09/05

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オークランド・アスレチックス戦に「3番・指名打者(DH)」でスタメン出場するロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手

大谷翔平 最新情報

 ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手は契約最終年を迎えており、今オフにフリーエージェント(FA)となる。大谷は各球団による争奪戦が予想されていたが、右肘の内側側副靭帯(UCL)の損傷が発覚し、獲得を断念する球団も現れかねない。米メディア『マスライブ』のマット・ヴォートゥール記者はボストン・レッドソックスは大谷を獲得すべきでないと言及した。

 

 
 レッドソックスは十分な年俸を払える保証がなく、大谷が東海岸の球団と契約する保証もない。一方で打者・大谷はMVP級であり、投手・大谷は強力なローテーションの一角となり得るため、レッドソックスが獲得することは理にかなっていた。
 

 
 しかし、大谷の靱帯損傷が発覚したことで状況は変わった。大谷は来季の登板が難しいため、指名打者(DH)での出場がメインとなる。レッドソックスはすでにラファエル・デバース内野手と吉田正尚外野手に長期的な年俸を払っていることに加え、打者よりも投手を欲しているため、大谷の獲得は難しい。
 
 それならばフリオ・ウリアス投手やブレイク・スネル投手、山本由伸投手を獲得した方が優勝争いに近づける可能性は高い。
 
 そこでヴォートゥール氏は「レッドソックスがFAにお金を使うなら、1人のためでなく2人の先発投手のために使うべきだ」と、大谷ではなく複数の投手を獲得することを提唱している。
 

 
【了】