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大谷翔平のFA争奪戦、日本人所属チームへ移籍の可能性は? 米メディアは期待せず「いずれにせよ…」【海外の反応】

2023/09/02

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メジャー初完封を成し遂げた大谷翔平

大谷翔平 最新情報

 ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手は、同球団と契約延長しない場合、今季終了後にフリーエージェント(FA)になる。それに先駆けて様々な移籍先候補が浮上し、契約金も史上最高額の5億ドル(約729億8000万円)以上になると予想されていた。しかし、右肘の肘内側側副靭帯(UCL)の断裂により登板が今季絶望となったことで、予想された契約金を大幅に下回るかもしれない。それでもミネソタ・ツインズに移籍する可能性は低いと、米メディア『ツインズ・デイリー』が報じている。

 

 
 大谷は23日(日本時間24日)に行われた本拠地シンシナティ・レッズ戦のダブルヘッダー第1試合で二刀流出場を果たし、投手として初回表に三者凡退に抑え、その裏に打者として第44号ツーランホームランを放つ活躍を見せた。しかし、2回途中にアクシデントで緊急降板し、ダブルヘッダー第2試合の後に右肘靭帯損傷が発表されている。それ以降、指名打者(DH)としてプレーを続けているが、登板することは不可能になった。
 

 
 同メディアは「大谷翔平の怪我は、ツインズのポジションを助けるのか?」という疑問に対し「答えはおそらくノーだ」と否定している。その理由として、いくら契約金が大幅に減少するとしても、ツインズが大谷に3億ドルから5億ドルを費やすのを想像するのが難しいこと。大谷が短期契約を望む可能性が低いこと。そして、中西部という立地が大谷にとって魅力的でないことを挙げた。それらを踏まえ「大谷は怪我によって、いくつかの新たな移籍先候補の扉を開き、どのようにフィットし、どのように起用されるかについて、各球団を躊躇させた可能性も高い。いずれにせよ、ミネソタはせいぜい望み薄であり、ツインズはおそらく投手として登板しないかもしれない選手にオファーを出すことすらないだろう」と結論づけている。
 

 
【了】