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大谷翔平、現状でもFA獲得すべき? 米メディアが見解「一生見られないかもしれない」【海外の反応】

2023/08/29

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今季絶望となった投手・大谷翔平

大谷翔平 最新情報

 大谷翔平選手がロサンゼルス・エンゼルスと契約延長しない場合、今季終了後にフリーエージェント(FA)になる。しかし、右肘の肘内側側副靭帯(UCL)の断裂により登板できなくなったことで、争奪戦から撤退する球団が現れるかもしれない。それでもシアトル・マリナーズは獲得に乗り出すべきであると、米メディア『ソードー・モージョー』が報じている。

 

 
 大谷は今季、投手として10勝を飾り、打者としてア・リーグ本塁打ランキングの首位を独走する44本のホームランを放つなど、かつてないほど好調なシーズンを送っていた。2年ぶりのア・リーグMVP受賞も期待される中、23日(日本時間24日)に行われた本拠地シンシナティ・レッズ戦の試合後に右肘靭帯損傷が発表されている。ア・リーグMVP争いだけでなく、今オフの去就にも大きな影響が生じることになった。
 

 
 同メディアは「2度目のトミー・ジョン手術が必要になる可能性が高く、史上最高の野球選手の投球は2024年どころか、もしかしたら一生見られないかもしれない」と不安を過らせつつも「マリナーズほど怪我に強いチームはないだろう。リーグで最も若く最高の先発ローテーションを持つマリナーズは、ロビー・レイ、マルコ・ゴンザレス、エマーソン・ハンコックなどの怪我に耐えることができた」とし、大谷が登板に復帰するまで辛抱強く待てるチームであると強調。続けて「マリナーズが大谷を信頼できれば、長い目で見て大きな報酬を得られるかもしれない。マリナーズが首位に立ち、ア・リーグで最高のチームになる姿が見える。我々はマリナーズが大谷を迎え入れ、球界に新たな王朝が誕生する可能性を信じている」と報じ、マリナーズに大谷の獲得を勧めている。
 

 
【了】