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大谷翔平のFA争奪戦は起こらない? エンゼルス残留の可能性にスペイン紙「状況が一変し…」【海外の反応】

2023/09/02

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サンフランシスコ・ジャイアンツ戦に「2番・投手」で二刀流出場するロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手

大谷翔平 最新情報

 ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手は、同球団と契約延長しない場合、今季終了後にフリーエージェント(FA)になる。それに先駆けて様々な移籍先候補が浮上し、退団するのはほぼ確実と見られていた。しかし、右肘の肘内側側副靭帯(UCL)の断裂により登板が今季絶望となったことで、反対にエンゼルス残留の可能性が急上昇している。スペイン紙『アス』が報じた。

 

 
 大谷は8月23日(日本時間8月24日)に行われた本拠地シンシナティ・レッズ戦のダブルヘッダー第1試合で二刀流出場を果たすと、投手として1回表を三者凡退に抑え、打者として第44号ツーランホームランを放つ活躍を見せている。勝利投手になることが期待されたが、2回途中にアクシデントで緊急降板。右肘の状態が心配されながらも、ダブルヘッダー第2試合は強行出場している。そして、試合後に右肘靭帯損傷が発表された。
 

 
 エンゼルスのプレーオフ進出は絶望的であることから、大谷が同球団と契約延長する可能性は限りなく低いと考えられていた。ロサンゼルス・ドジャースなど他球団と契約を結ぶ場合、契約金は史上最高額の5億ドル(約732億円)以上になるとの予想もある。そんな中、大谷が重傷を負ったことで、同紙はタイトルに「大谷の負傷ですべてが変わった。ドジャースとサンフランシスコ・ジャイアンツが彼を獲得する本命だった」とつけ、「今では状況が一変し、エンゼルスは二刀流のサムライ選手が残留するチームのように見える。エンゼルスは彼の負傷の経歴をすでに知っており、それに応じて契約で異なるバリエーションを彼に提供する可能性がある。それは理にかなっている」と報じた。
 

 
【了】