大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



Home » メジャーリーグ最新情報 » 大谷翔平は悩みの種!? 問われる手腕に米メディア「緊迫感が漂っている」【海外の反応】

大谷翔平は悩みの種!? 問われる手腕に米メディア「緊迫感が漂っている」【海外の反応】

2023/08/24

text By

photo

Getty Images



タンパベイ・レイズ戦に「2番・指名打者(DH)」でスタメン出場するロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手

大谷翔平 最新情報

 ロサンゼルス・エンゼルスは大谷翔平選手との再契約を実現させるために、プレーオフ進出に向けて全力を尽くしている。しかし戦力補強とは裏腹に、プレーオフ進出の可能性は下がるばかりだ。米メディア『ABC7』のアルデン・ゴンザレス記者は、エンゼルスのオーナーであるアルテ・モレノ氏の手腕に期待した。

 

 
 モレノ氏の競争心は称賛されているが、多くの人はそれが勝利への妨げとなっているとも考えている。これまで衝撃的な決断も多かったが、モレノ氏の下で働くGMの悪いドラフトや不十分な補強もあり、大谷とマイク・トラウト外野手の全盛期を無駄にする可能性がある。
 

 
 特に今季は大谷との再契約を目指してトレードで買い手にまわり、若手の有望株を積極的にメジャーへ昇格させた。しかし1日(日本時間2日)の期限までに大谷をトレードに出さなかったことで、7連敗を含む18試合で13敗を喫し、エンゼルスのプレーオフ進出確率は1%を切った。
 
 一方でモレノ氏は軌道修正を図っている面もある。1人の選手に散財することなく年俸を分散させ、ザック・ネト内野手やローガン・オホッピ捕手、ミッキー・モニアック外野手、リード・デトマーズ投手らが立派なメジャーリーガーに成長した。
 
 ゴンザレス氏は「今年のエンゼルスには、これまでとは違って、明白な切迫感が漂っている。まるで時間がないかのように。次に起こることに直面するのが不安でたまらないかのように」と、エンゼルスの現状を表現している。
 

 
【了】