大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



Home » メジャーリーグ最新情報 » 大谷翔平は今季サイ・ヤング賞を取れる? ライバルとなり得るMLBア・リーグ最強投手5人

大谷翔平は今季サイ・ヤング賞を取れる? ライバルとなり得るMLBア・リーグ最強投手5人

2023/06/04

text By

photo

Getty Images



(左から)ヤンキース ゲリット・コール、エンゼルス 大谷翔平、レイズ シェーン・マクラナハン

メジャーリーグ(MLB) 最新情報(最新ニュース)

 メジャーの投手タイトルの中で最も栄誉あるサイ・ヤング賞は、両リーグからそれぞれ1人ずつシーズンで最も活躍した投手が選出される。ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平には、日本人初受賞の期待がかかっている。そこで今回は、大谷のサイ・ヤング賞に向けてライバルとなり得るア・リーグ最強投手を5人紹介する。(成績は日本時間3日時点)

 

 

ゲリット・コール(ニューヨーク・ヤンキース)


・投打:右投右打
・身長/体重:193㎝/100㎏
・生年月日:1990年9月8日
・ドラフト:2011年MLBドラフト1巡目(全体1位)
 
 8度の2桁勝利を達成し、現在は名門ニューヨーク・ヤンキースのエースに君臨するゲリット・コール。今季も、開幕から抜群の安定感を誇っている。
 
 2013年にピッツバーグ・パイレーツでメジャーデビューを果たすと、同年から先発ローテーションに定着。2015年には19勝をマークするなど、先発投手として順調なキャリアを歩んだ。
 

 
 その後、ヒューストン・アストロズに移ると、2019年には33試合(212回1/3)を投げ、20勝5敗、326奪三振、防御率2.50と傑出した数字を記録。投手2冠(防御率・奪三振)に輝き、同年のサイ・ヤング賞投票では2位となった。
 
 同年オフにメジャー投手史上最高額となる9年3億2400万ドルの大型契約でヤンキースに移籍。2021年には最多勝(16勝)、翌2022年は最多奪三振(257個)に輝いた。
 
 2023年は開幕投手を任されると、ここまで12試合(73回2/3)を投げ、6勝無敗、防御率2.93と変わらぬ輝きを放っている。

1 2 3 4 5