今世紀最悪の契約に…メジャーリーグ、不良債権と化している大物6人。超高額年俸の現役選手たち
2023/12/09
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メジャーリーグ(MLB) 最新情報(最新ニュース)
メジャーリーグの世界では、球界屈指の活躍を見せる選手の超大型契約が度々話題となる。長期契約を結ぶことにより、主力の流出を防ぐメリットがある一方で、年俸に見合う活躍ができなければ、不良債権と化してしまうデメリットも存在する。そこで今回は、大型契約を結ぶも期待外れとなったメジャーリーガーを紹介する。
アンソニー・レンドーン(ロサンゼルス・エンゼルス)
・ポジション:内野手
・投打:右投右打
・身長/体重:185㎝/95㎏
・生年月日:1990年6月6日
大谷翔平と同じロサンゼルス・エンゼルスに所属するアンソニー・レンドーン。大谷やマイク・トラウトを抑えて球団最高年俸を誇るが、近年は年俸に見合う活躍ができていない。
2011年MLBドラフト1巡目(全体6位)でワシントン・ナショナルズに入団したレンドーン。2014年にシルバースラッガー賞に輝くと、2019年には打率.319、34本塁打、126打点の傑出した数字を残し、打点王を獲得した。
また、同年はポストシーズンでも印象的な活躍を見せ、球団史上初のワールドシリーズ制覇に大きく貢献。オフに7年総額2億4500万ドルの大型契約でエンゼルスに移籍した。
移籍1年目こそまずまずの結果を残したが、2021年以降は度重なる故障で低迷。2022年も47試合の出場にとどまり、打率.229、5本塁打と不本意な結果に終わった。
今季も故障により43試合出場で2本塁打と、移籍後ワーストの数字に。来季以降に巻き返しを見せることが出来なければ、球団史上最悪の長期契約として名を刻んでしまうだろう。