大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



【2023年最新版】日本人メジャーリーガー、歴代最高額契約ランキング1~5位【MLB】

2023/02/23

text By

photo

Getty Images



3位タイ 吉田正尚

契約内容:5年9000万ドル(約117億円)
該当年度:2023〜2027年(ボストン・レッドソックス)

 
 2023年シーズンからMLBに挑戦する吉田正尚。
 
 吉田は2015年ドラフト1位でオリックスに入団し、フルスイングと高いミート力を両立する強打者として打線の核を担ってきた。
 
 21年シーズンは首位打者(.339)と最高出塁率(.429)に輝くと、22年は打率.335、21本塁打、88打点、出塁率.447と爆発。チームを26年ぶりの日本一に導いた。
 

 
 オフにはボストン・レッドソックスと5年総額9000万ドル(約117億円)の契約を交わした。この額は、オリックスの先輩・イチロー氏と並び、日本人野手史上最高額となっている。
 
 米公式サイト『MLB.com』は、吉田の2023年の成績について、打率.298で首位打者になると予想。シアトル・マリナーズなどでプレーしたイチロー氏と同様に、ハイアベレージな実績を残す可能性が高いと期待を寄せている。
 
 レッドソックスは、20年に流出したムーキー・ベッツ外野手以来、先頭打者を固定できておらず、高いミート力と選球眼を持つ吉田を上位打線で起用する見込みだ。
 
 一方で、守備能力や走力の面ではNPBでも平均的だっただけに、MLBではより強みを活かしたアピールが必要となりそうだ。

1 2 3 4 5 6