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大谷翔平、チーム貢献度でも”二刀流”? 米記者が分析「毎年数千万ドルの追加収入をもたらしている」【海外の反応】

2023/01/20

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大谷翔平最新情報

 二刀流で活躍し、戦力面でロサンゼルス・エンゼルスに大きく貢献している大谷翔平選手。それだけでなく、チームは収益面でも大きな恩恵を受けていると、米メディア『ESPN』のアルデン・ゴンザレス記者が分析した。

 

 
 大谷は2021シーズンに46本塁打を放ってア・リーグMVPに輝くと、昨季は自身の名前がついた大谷ルールによって、史上初めて開幕投手で1番打者起用されている。そして、昨季は打者として34本塁打を放ちながら、投手として自己最多タイの15勝を飾り、史上初のダブル規定到達を成し遂げた。今や海外メディアも大谷の話題で持ちきりとなっている。
 

 
 ゴンザレス記者は「正確な数字は不明だが、大谷は毎年、球団に数千万ドル単位の追加収入をもたらすと言われている。これが自由契約に至るまでトレードされなかった大きな理由だ」と述べた。
 
 同記者の分析によれば、エンゼルスは昨季、大谷関連のプロモーションを7つ行い、5つの大きなプロモーションで、チームは1試合あたり平均41000人のファンを獲得したという。他の76試合のホームゲームでは、スタンドの平均ファン数は30000人未満だったが、大谷がエンゼルスに所属していることによって、日本から多くのファンを呼び寄せ、スタジアムや街に連れてくることに成功したようだ。
 
 具体的には「大谷の試合を見るために日本から飛行機が飛び、地元のレストランやホテル、そしてエンゼルスの場合はテーマパークがさらに混雑する。日本のメディアは約50人がフルタイムで彼を取材する資格を持ち、約1億2500万人の日本人にエンゼルスのブランドをアピールした」と説明している。